3月の南相馬の動きをレポートいたします。 1.南相馬市復興市民総決起大会 3月18日に南相馬市復興市民総決起大会が市民文化会館ゆめはっと で開かれ、市民約800人が参加しました。 実行委員長の桜井勝延市長 から 「原発事故の避難地域などで分断された市民の心をひとつにしたい。 気持ちを新たにして原発に依存しない社会をつくろう」 というメッセージありました。 また国会議員からは、以下のようなコメントもありました。 ・福島から東京に45年間電気を送り続けてきた。 ・今回の事故は国にすべての責任がある。 ・南相馬は子供たちがのびのびと育ち、 もっとも美しい自然環境のあるところだった。 ・若者たちが未来に希望を持てる、そしてお年寄りたちが安心して 暮らせる街をつくりたい。 ・元気に頑張って欲しい さらに中学3年 生の志賀さんからの決意表明 ・今まで体験したことのない津波と原発事故 ・たいへんな思いでその後を過ごしてきた ・いろんなことがあったが、これからは復興へ向けた目標を持ち、 それに向かって努力することで、願いはかならずかなうと思っている。 また高校生代表の菊地さんのメッセージは ・より良い日本の基礎をつくっていきたい ・私たちには明るい未来があることを私は信じています。 市民代表・高橋さんのメッセージ ![]() ・原発事故でいろんなことが言われているが、私たちは子供を 守らねばならないと考えている。子どもたちを守ることで壊された 故郷を取り戻したいと願っている。 ・ 組織が大きいほど、市民の生活感覚とはかけ離れていると感じる。 南相馬市の現実をここにきて良くみて、組織の壁を超えて真剣に 対応を考えて欲しい ・この地域では若者たちが動き出している。 春休みには「みんな共和国」という自発的な取組みをやっていく。 ・私たちが目指す取組みは、避難した人たちが帰ってくるだけでなく、 新しい人たちがここで暮らしたいと思える魅力を街に創ることだと思う。 そのために、若者が住んでみたい街、お年寄りから住んで良かったと 思える街、そしてよそ者がここに来たいと思える街にしていきたい。 ・ぜひ、みんなで新しい街をつくっていきましょう。 この後、「脱原発」を宣言し、国や東京電力などに迅速で確実な損害賠償を求めるとともに、市民が心を一つに復旧・復興に全力で取り組むことを盛り込んだ大会決議を満場一致で採択しました。 ---------------------------------------------------------------------- 2.「みんな共和国」実行委員会 復興市民集会で、高橋さんが紹介していた「みんな共和国」の実行委員会を開きました。 場所は高橋さん宅で、3月18日夕方から集まりました。 ![]() 話の中身は 〇どんな場にしたいか? ・そこに行けばなにかができるという場になれば良い ・主体的に皆が取り組む。ジブンゴトとして捉えていくのが良い ・そのためには準備し過ぎない。責任者を置かない。 〇現状をどう思うか? ・人の為になにかしたいという想いが増えている ・時限(次元)を超えている ・若い人たちだからできる ・時代の裂け目(変わり目)にいると実感する ・想いを共有して結晶になりつつある。 この他に、具体的にどうするか熱気のこもった話し合いが続き、18時から23時過ぎまで・・・お疲れ様でした。 みんな共和国は次のようなイベントです。 3月25日~4月8日まで、二週間、 ![]() こどもがのびのび遊べる場をつくります。 【こどもネバーランド】ひみつの大冒険へGO! トビラの向こうは、まだ誰も知らない新大陸、なりたいものになれる夢の国。森の探検、秘密基地づくり、海賊船での航海…etc. 遊び方・楽しみ方は無限大!みんながこの国の主人公。 さあ、みんなで冒険の旅に出よう! ステキな妖精に変身して、ヒミツのお城で一緒に遊ぼう! お絵かき、ダンス、おままごと…どんな遊びも、 ティンカーベルの魔法で、とびきり楽しい思い出に♪ 優しいお兄さんステキなお姉さんに出会えるかも。 【じゅうだい国会】ボクらのミライ 十代のみんなで重大なことを考えたり遊んだりする 十代による十代のための空間 【おとな大学】おとなも遊ぼう 楽しく学び語るおとなの学び舎。 料理・起業・子育て・医療・アート・みんなの家族会議など テーマは多種多様。こどもが遊んでる間、おとなも楽しもう! 【カフェ ウェンディ】ママもリラックス♪ こどもが遊んでる間、ゆったりくつろいだり、 楽しみな場になりそうです!! ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ |
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