11月14日に南相馬で、そろそろ新しい未来を考えていきたいね・・・というミーティングを持ちました。 きっかけをつくったのは、「つながろう南相馬!」の須藤さん、宮森さんの二人。 この日は、10人ほどが集まってどんな考えでどんなことをしていきたいか話合いをしました。 参加したのは以下の皆さん、(敬称略) ・つながろう南相馬! 須藤栄治 宮森佑治 (南相馬市) ・花と希望を育てる会 高村美春 (南相馬市) ・南相馬桜援隊 鴻巣将樹 (南相馬市) ・福好再見 西野貴守 (南相馬市) ・ホテルラフィーヌ 塩谷美津江 (南相馬市) ・(株)三恵クレア 五十嵐則保 (南相馬市) ・TEAM ONE LOVE 酒井ほずみ (相馬市) ・福興浜団 新川雄彦 (南相馬市) サポートメンバーとして (敬称略) ・アースダイアログ/アースガーデン 鈴木幸一(東京) ・東北コミュニティの未来・志縁プロジェクト 中山弘(埼玉) 住本勉(神奈川) ・NPO法人 日本ファシリテーション協会 鈴木まり子(静岡) 飯島邦子(東京) ■趣旨 震災から8ヶ月が経ちました。 地震・津波・原発事故・風評被害、たいへんな状況を切り抜けるために、これまで必死の想いでやってきました。 住まいや働く場の確保、放射能への不安、先の見えない補償、バラバラになった地域、・・・課題はいろいろあります。 でも、そろそろ未来のことを考えだしたいと思います。これまでのいろんな支援に感謝すると同時に、なにかを 与えられるだけでなく、なにかを与えられるように。新しい未来をつくりだせるように。 ・・・それにはどんなことができるのか、皆で考えませんか。いろんな立場の人たちが、小さな声も大切にしながら、 皆の想いをつなげていって、これからのことを考えてみませんか。
今ここで、地域の誇り・絆・郷土愛を見つめ直し、新しい未来の話をしましょう。
◎ 震災をきっかけにして時代は変わっていく
◎ 単に元に戻すのではなく、新しいものをつくっていきたい ◎ そのための新しい発想を若い人が中心でつくっていきたい
◎ 子どもたちのためになにをしていくか
◎ 3世代で自分たちの地域のブランドとなるものをつくっていきたい
◎ 鹿島、原町、小高とかいった枠を超えて ◎ そういう風を吹かせるきっかけとなる場としたい
■宮森さん「未来へのダイアローグへの想い」
◎ そろそろ市民がつながって、自分たちの街を自分たちでつくっていきたい
◎ 市にやって欲しいと言ってるだけでなく、自分たちでも話し合ってやっていきたい
◎ 未来に対しての話合いの場づくりみたいなものをはじめたい
◎ 1つの団体や1人の思想でやるんでなく、なるべく多くの人たちを巻き込んで
◎ いろんな分野の人たちが集まって想いをしゃべれる
◎ 上で述べたような対話の場をつくっていきたい ◎ 過去の話ではなく、未来がどうなっていたいのか ◎ 「かわいそうだよね」ではなく「がんばってるよね」 にしたい ◎アースダイアローグとも連動して ◎ 地元への愛着や、自分たちのプライドも大切に ◎ 南相馬から世界に発信できると良い ◎ 鎮魂と再生 ◎ 他の地域の人たちとも連携して進めたい ◎ 未来に向けて、皆が希望を持てるようなものを ■ミーティングをスムーズに進めるために、日本ファシリテーション協会の鈴木さんと飯島さんにご協力いただきました。 皆の想いをボードに纏めて共有する飯島さん 皆の話をリードしていく鈴木さんと飯島さん ■各グループの発表を聞いて全員の対話 ◎外部の人も含めていろんな人が関わるのが良い。 ・でも南相馬が主体でという軸は大切にしたい。 ・相馬や飯舘など、相双地方と連携していきたい ・将来的には福島⇒日本⇒世界に発信 ◎ 大切なことは、語り合っていく場づくり ・継続的なワークショップのような場をきちんと作ることが大切 ・イベントは一里塚のような一つのステップ ・2月イベントの先を視野におくことも必要 ・行政とも連携して進めていきたい ◎イベントについて ・音楽イベント :若い人だけでなく、年配の方が興味を持つものも ・参加型イベント:しゃべり場のようなカタチ ・”いいね!”を集めるパワーがある ・運動会の借り物競争 ~見知らぬ人と関わるゲームのような場 (オリエンテーリングしながらゴールを目指す) ◎テーマについて ・南相馬になってから桜になった 5弁の花びら ⇒ 5つのテーマを考えたい (いつかはチェリー【実】になる) ・100年後を担う人たちが抱えている課題の分科会 ◎若い人に関わって欲しい ・何かをやった結果を残していく ・有名な人がサポートしてくれる ・影響を与えられたり、与えたりできると良い ■考えて欲しいことの投げかけ ◎予算を有効に使うために ・南相馬市の共催が欲しい ・実行委員会の組織がいる ◎組織として代表が必要 ・共同代表という形もある ~みなで責任を持とうという形が取れたらOK ◎2月がゴールでなくその先に向けての場も並行して考えて欲しい ※「私(私たち)は __________と関わりたい」 というものを、皆さんそれぞれに考えてください。 相馬から参加していただいた ほづみさん 参加された皆さん (用事があって帰ってしまった人もいます) ---------------------------------------------------------------- 以下は 資料です ■ 「南相馬 未来へのダイアローグ(仮称)進行報告 & 企画案(第一稿)pdf. ■ 「南相馬 未来へのダイアローグ(仮称)考え方pdf. ということで、11月28日に南相馬でワークショップを開催したのち、 継続して活動をしていきます。 ご協力をよろしくお願いいたします。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ |
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