【029】仮設住宅の支援活動

2011/10/10 5:22 に Hiroshi Nakayama が投稿   [ 2011/10/11 5:21 に更新しました ]
9月23‐24日に、南相馬市での仮設住宅のイベント支援をしました。

1.仮設住宅の集会所で快眠サロン開催のお手伝い

仮設住宅に入居しておられる皆さまは不眠を訴える方も多いので、良く眠ることができるように快眠サロンを開きました。

場所は牛河内第一仮設住宅の集会所(150世帯の大きな仮設です)
講師は、栁澤芙美さん。  ・・・和みさろん「眞こころ」で開催しました。


プログラムは
 1.睡眠の役割
 2.アロマハンドマッサージ
 3.快眠タイム(ホット・アイマスク使用)
 4.良く眠るヒント&相談コーナー

はじめに
 1.睡眠の役割のレクチャー

   ①疲労回復
     昼間の活動で生じた疲労をとります。
     体だけでなく、脳も休めることでリフレッシュできます。

   ②成長、体細胞の再生・修復
     老廃物が出ていき、細胞が再生する
     また成長ホルモンが分泌されて新陳代謝が高まります。

   ③ 免疫力アップ

   ④ 記憶を定着させる
     寝ている間に、人の記憶は定着されます

   ⑤ ストレスをなくす 
     睡眠にはストレスホルモンを分解する作用があります

次に、
2.アロマハンドマッサージで気持ちを楽にします。

3.快眠タイムは「ホットアイマスク」を用いて20分間ほど
  深い眠りを体験します。

  この時の大切なポイントは
  ・椅子に座ったまま眠る
   ~横になると眠りが深くなりすぎて起きられなくなります。

  ・短い時間だけ眠る
   ~昼間に寝すぎると、夜に寝れなくなります。
   ~短時間だと、目覚めが爽やかで、すぐに復帰できます。

  ・昼寝の時間は2時ごろが良い
   ~体のバイオリズムに合っている

 アイマスクで快眠中・・・Z z z                     目覚め後はすっきりします。



4.相談コーナーでのお話

 ・夢をものすごくよく見る。
  亡くなった人が出てきて辛い想いをすることがある。
 ・夜に呼吸困難になり、死ぬ夢を見ることがある。
  だから眠るのが怖い・・・・という気持ちを持っている。
 ・夜、眠れないので睡眠薬を使う人もいる

 ⇒ マッサージなどをして、気持ちを落ち着けてから眠ると良い
 ⇒ 眠らねばならないと思うと、かえって寝れなくなるので、ちょっとだけ昼寝して補うと良い
 ⇒ 目の周りを温めると、心地よく眠れるので効果的です
 ⇒ 日頃から体を動かしたり、楽しい話をするとか、心がけておくと快眠できるようになります。

いずれにしても、睡眠に対してはお悩みになっている方が多いことが分かりました。
ホットアイ・マスクを使ったり、温湿布なども効果があるので活かしていただけると良いと思います。


和みサロンの高田さん 佐藤さん  講師の栁澤さん






2.エステボランティアをやっている長田さんの活動を見学に行きました。

場所は南相馬市鹿島区の寺内第一仮設住宅です。

詳しくは、エステシャンの長田さんの「オーシャンblog」をご覧ください。

エステを提供するだけでなく、支援物資もいろいろと取り揃えています。

 こちらはエステのメニュー
 皆さん「すごく気持ちよかった」「スッキリした」「シワが薄くなった~」と喜んでいました。



3.移動カフェ「桜風」

 一日に二か所の仮設住宅を訪問して飲み物やお菓子を提供し、皆さんにくつろいでいただきます。

いろいろ話がはずんで人の輪が広がります。          快眠サロンの栁澤さん  スタッフの中野明香さん


10月中はカフェを続けて、いろんなお話を伺います。
それ以降は寒くなりますので、別な方法で場づくりを考えていきます。

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