6月16、17日 南相馬・相馬のレポートです ■ 南相馬 復興状況 ◎行くたびに復興は進んでいます。 津波の被害を受けたところも片づけが進んでいます。 イオン「スーパーセンター」も広い売り場で営業 (ただ、悲惨さが風化する感じもあります) (埼玉の近所のスーパーよりはるかに広大) ![]() ![]() 南相馬市役所ロビーのテレビでは、「なぜSPEEDIによる放射能分布がすぐに公表されなかったのか」という国会質疑を中継していましたが、要領を得ない答弁が続いてました。 フクシマにとっては、放射能がどうなっているかは、日々切実な問題なんです。 ⇒「早くはっきりしてくれ!」と叫びたくなります。 ![]() ![]() ● 鴻巣さんが取り組んでいること ◎ ボランティア活動する人を大切にしたい ・ボランティアしたい人が 自由に来れる場をつくりたい ⇒そこで、ベースキャンプとしてシェルター導入 いつでも、誰でも来ることができる。 ◎ 南相馬の復興に役立ちたい ・来年、皆で桜を楽しめるようになりたい ~被災された方、在宅の方、地元・県外のボランティア、 などなどいろんな人が一緒に ・行政や社協の枠組みだけではできない支援活動を していきたい ・街づくりへの皆の気持ちを支えたい ◎ 南相馬桜援隊の取組み (1)南相馬市内におけるボランティア活動のサポート業務 (2)南相馬市民及び、全国から集まる長期活動スタッフの雇用の創出 (3)南相馬市の現状を伝える広報活動・講演会などの実施運営 ■□■□■□■■□■□■□■■□■□■□■■□■□■□■■□■□■□■ ◎ 「おひさまカフェ」を開いて分かったこと ・いろんな人が来てくれて、対話の場として効果的と実感した ・避難所以外の人たちがたいへんなことが分かった ~何の支援もない、行政の手が届かない ・行政は被災者の想いを吸収しきれていない ◎ これからの取組み ・「常設カフェ」を開いていく ~仮設住宅に入ってない、市内の被災者の居場所や情報共有の場づくり ~小さい想いがたくさんあるのを繋いでいく ・まずは小さいグループで進めていく ・フリーに動きながら、住民をベースとしてやっていきたい ・までいライフのような生活を提言したい ・飯舘村の支援は継続して進めていく ■ 相馬 荒さんとのミーティング ◎ まずは雇用をつくることが先決 ・女性の雇用を生むために、縫製会社の再建をする ~工業ミシンを入手したい ⇒ 協力してほしい ・「仕事」と「尊厳」が文化を生み出す ~働く場をつくることがとても大切 ・新しい発想の雇用 ~相馬独自のものを題材にした作品づくり ・企業が南相馬から移転してくる例もある ◎ 人間が悩んでいるホットスポットのケアが大切 ・生活に困る人をどうするか ~生活支援金が支給されるが、これだけでは足りない ・原発への不安をなんとかしたい ・「家族を守る」という想いを支える ◎ 復興計画づくり ・ 市としては、夏までに復興計画をつくる ~ 居住をどうするか 海沿い⇒海岸 ~ 街づくりの考え方も地区ごと、家ごとに異なる ~ どう束ねるかはなかなか難しいところ ・復旧ではなくて、新たな街づくり ・「こういう街づくりをしたい」という住民の声を集めたい ~ 住民の声をどうやって拾うかが課題 ~ 顔と顔の見える関係が大切だと思う ・「皆で夢を追いかけよう」 ・協働しないとできない ・KJ法でくっつけていくしかない |
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