【009】南相馬桜援隊の活動紹介

2011/07/28 6:35 に Hiroshi Nakayama が投稿   [ 2011/09/08 2:26 に Hiroshi Nakayama さんが更新しました ]



横浜出身のフリー映像ディレクター鴻巣将樹さんが代表をしている
南相馬桜援隊」の活動をご紹介します

1.避難、在宅の弱者支援
 ・市民への20トンの飲料水配布
 ・原町一小、石神一小 両避難所への畳二百畳の支援
 ・私設託児所への物資支援 
  などを仲介
2.鹿島区にベースキャンプ設置 
 ・シェルターボックス(大型テント)20張 設置
 ・トイレ、炊事場つき
 ・使用料 一泊100円



「南相馬桜援隊」は地元紙の福島民報にも取り上げられています。



3.鹿島区真野小学校への音楽パフォーマンス提供 (5月24日)
 ・大道芸、ジャズピアノ、似顔絵のコラボで子どもたちに楽しい時間を
 ・鴻巣さんと、真野小PTAの内田会長がプロデュース
  (内田さんは、ベースキャンプを設置している消防団の区長も兼任しています)

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それから、ボランティアの受け入れ状況

南相馬市は「緊急時避難準備地域」に指定されていますが、ボランティアを受け入れてます。
テントによる宿泊や、中学校体育館での宿泊も可能になっています。

ゴールデンウィーク後はボランティアが少なくなっているので、もっと来てくれることを望んでます。
詳しくは以下をご覧ください。 (日々、ニーズは変化します)
⇒『南相馬市災害ボランティアセンター

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なお、南相馬北部の鹿島区に仮設住宅が建設されました。
仮設住宅はできても、まだまだ数はたりません。

南相馬市は、北から「鹿島区」「原町区」「小高区」
と三つに分かれています。

「小高区」は20km圏内で避難区域
「原町区」はその多くが20~30km圏で緊急時避難準備地域、
     また西側の飯舘に接しているところは計画避難地域
「鹿島区」は30km圏外

ゆえに小学校は鹿島区だけが再開しているので、階ごとに原町区の学校が入ったり、
体育館や公民館で授業をしたり、給食センターのキャパが不足したりしています。
未来を担う子どもたちに、学習環境を良くしていきたいですね・・・


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