【005】アースデー東京イベント

2011/07/09 8:16 に Hiroshi Nakayama が投稿   [ 2011/07/29 23:44 に Hiroshi Nakayama さんが更新しました ]
4月23日、代々木公園で開催されたアースデー東京2011(地球環境を考えるイベント)のメインステージに、相馬の大石ゆい子さんと、佐野淳也が登壇、大石さんは、被災地当事者の思いを切々と訴えた。


(大石さんのお話要旨)
・福島県相馬地方は地震と津波で壊滅的な状況となり、さらに原発事故と風評被害が重くのしかかっている。
・放射能の影響で、飯舘村は計画的避難という、村まるごとの急な避難を指示され、混乱している。
・川崎市がガレキを引き受けるという話があったが、川崎市民から猛反対を受けたことに大きなショックを受けた。
・国の情報がうまく現地に届かない。政府発表の前にメディアが先行して報道してしまう。役場にも情報が来ない。
・沿岸部の人たちは船が無くなり、家も失った。それに伴い仕事もなくなり、生産活動ができなくなった。
・福島第一・第二原発からの電力は、福島県内ではまったく使っていない。首都圏に電気を供給するためのものである。このことを首都圏に人たちにもっと認識していただき、当事者として一緒に考えて欲しい。

大石さんの話(1)

大石さんの話(2)

佐野、大石さんの話