【004】4月12日「震災支援のこれからを考える会」を開きました。

2011/07/09 8:15 に Hiroshi Nakayama が投稿   [ 2011/07/28 15:07 に Hiroshi Nakayama さんが更新しました ]
場所は、表参道「青山生涯学習館」、参加者は11名。

初めに”2030ビジョン”プロジェクトとしてのスタンスを確認。
 ・個人の取組みとは別に、プロジェクトとしても支援活動をしていきたい
 ・任意団体だし規模が大きいわけでもないので、自分たちができるところをやっていく
 ・ニーズに即したカタチで進めていきたい。

□どんな活動をしていくか
 ◎ 特定のエリアを定めて顔の見える関係で
  ・大きくやろうとしても難しい
  ・行政ベースではなく市民レベルで 
  ・費用的にも大規模なのは難しい
  ・現地で深く関わっていけるところ

 ◎ 特定の人たちに絞るのが良い
  ・個人レベルのニーズでも良いから繋げていけるのが良い
  ・相手の方たちときめ細かい付き合いをすることが後に繋がっていく
  ・ちゃんとした関係を築けないとニーズも入ってこない
  ・女性や子どもを中心にするとかの方法もある

 ◎ どこまでやるか/できるか
  ・どこまで責任を持ってやることができるか
  ・個人的な責任の範囲を超えるのは難しい
  ・責任があるとかどうとかではなく、できるところからやっていく

  ・やっていくことが、結果として復興に繋がっていけばよい
  ・行政の手の届かないところをやる
  ・あるレベルから先は行政にバトンタッチしていく

 ◎どのような進め方をするか
  ・現地に行かないとニーズは入ってこない
  ・進めていきながら、次に見えてくることに取り組んでいく
  ・想いをカタチにして、現地の人が受け容れてもらえればありがたい
  ・こちらで手伝いたいと思っているひともいる

  ・今、なんとかしたいと思っている人の気持ちを運んでいきたい。
  ・みんなの善意が現地のニーズとマッチングしていく
  ・問題を一緒に考えて解決していく 助け合うことができていけばよい
  ・自分の親戚がそこにいる、できたというスタンスで小さなことからやっていく

□ 具体的な取組みの案
 ◎ 相馬・南相馬と連携した取組み
  ・ボランティア活動にみんなで参加する
  ・女性や子供を元気にするイベントなどを開く
  ・現地ニーズを良く聞いて一緒にやっていく
  ・顔の見える付き合い方をしていく

 ◎ 企業と組んで活動をする
  ・企業の組織力、資金力を活かす
   ~参画したい企業はたくさんあると思う
  ・フランチャイズ …システムでモノゴトを動かす

 ◎ 長続きできるボランティア
  ・有償ボランティアとする
   ~ニーズを理解してもらって企業から資金を調達
   ~無償だけだと、長続きしない
  ・旅館、ユースホステルなどを宿に使う

 ◎ 情報がちゃんと伝わるやり方
  ・紙媒体で情報を配る
   ~年よりはネット情報にアクセスできない
   ~ネットを使えない環境も多い
   ⇒ミニコミ誌的なものを無償で配布

 ◎ネット求人情報サービス
  ・ハローワークに代わる、民間求人情報サービス
  ・無料で広告も載せられる
  ・エリアを超えて情報を伝えることができる


などの意見が出ました。

具体的な取組みは、5月中には定めていくつもりです。
大切なことは、被災者の気持ちに寄り添うことであり、
まずはニーズをじっくり聞いて、独りよがりにならない
支援の方法を考えていきます。

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